ビート2代目 ダイレクトイグニッション化

 

ビートのディストリビューターを廃止したい。

3万キロ毎にキャップとローターを交換推奨。

部品は安いし交換作業もそれほど大変ではないが。

金属接点を擦り減らしながら点火しているのが気に入らないのよね。

いつまで部品供給されるか分からないし。

 

で、トミーはNA6CEをダイレクトイグニッションした実績があったので、ビートも自分で変換回路とか考えてみて暇ができたらそのうちやってみよう。

とのんびりしていたら、すでに「だいさん」という方が実践されており、製品を販売までされていた。

まさにトミーが構想していた純正ECUのままデスビ→DI換装ができるキットだ。

 

それなりの金額するけど、自分で試作品を作ってトライ&エラー繰り返す時間を考慮すると完成品を買うことにした。

 

↓いきなり完成

同梱の説明書は写真付きで非常に分かりやすい。

配線加工が得意であれば2〜3時間くらいかな。

 

必須の特殊工具はタイミングライト。

デスビ→DI にすると点火時期がかなりズレる。

タイミングライトを使わないでHONDA整備書通りに組んだら不調になり、原因が分からなくて詰んだかと思った。

最終的にはタイミングギヤを1歯ずらしてタイミングライトを見ながら丁度良いところに合わせられた。

多分だけど、デスビだと点火が遅延するのを見越してECU信号が早めに出ている。これをDIにすると遅延が少なくなるので進角してしまうとかかね?

 

 

ダイレクトイグニッション換装の結果。

出力性能は特に変わらず。

最高速チャレンジは160+αkm/h。ノーマルエンジンだしね。

欠点というほどでもないが構造上クランキングが長くなる。

デスビだとクランク1/3回転で始動だったのがDIだと2回転くらい?

 

あとはイグナイタとコンデンサが外れて、エンジンルームが少しスッキリした。

そしてもう一生、デスビ部品供給を心配しなくて良くなったことが一番嬉しい。

 

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