ボクスター 炎上!!!

 

 

2012年4月29日 ボクスタが燃えてしまった。

幸い、夜で炎にすぐ気がついた事、近くに水道があったこと、人が沢山いて消火作業に協力してくれた事で惨事にはならなかった。

 

燃えるまでの経緯はこうだ。

 

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仕事が早く終わったので、オープンにしてをドライブしてきた。

夜の50号を気分良く2時間程走り、帰り道に家近くの山を通過していたところ、なんだか焦げ臭いのに気づく。

ドアミラーに炎が映っている!

左リヤの床下から火が出てるようだ!車を停めるわけには行かない。

どどうしよう。消火器は・・ダメだロドスタの中だ。この山の頂上に水道があったはず。行くしかない。うわ、急にハンドルが重くなった。

パワステベルトに引火したか?ヤバイぞ。急げ急げ!頂上に着いた。水道は?あそこだ。人が沢山いる。

「水!水!火が出た!手伝って!」

車から転げ降り、下を除くと、リヤのアンダーカバーがメラメラと燃えて、炎を噴き出している。

これは消火できるのか?

軍手を水に浸して払ったり、みんなでバケツで水をかけたりしたが床下のため中々消えない。

やっとの事で鎮火。

相当長い時間かかったように感じた。

実際は3分くらいだろう。

 

そして周りを見ると、普段なら絶対に話しかけないゴツイブラジル人ばかり。

しばらく片言の日本語で談笑して過ごす。

 

まず車が動くか状況確認。最悪、歩いて家までたどり着ける距離だ。

恐る恐るセルを回す。

一発でエンジンはかかる。が、パワステはやはり死んでいる。

パワステベルトが切れているのだろう。

ボクスターのパワステベルトはオルタネーターとウォーターポンプを兼用で駆動している。

つまりこの状態ではオーバーヒートしてしまうため、長時間の走行が出来ない。もって1分以内だろう。

家までは、エンジン始動→加速→エンジンOFF→惰性で走行。この繰り返しでようやく辿り着いた。

 

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後日、被害状況の確認。

 

左のアンダーカバーが焼損。

 

パワステホースがエキマニと接触している。


 

心配したベルトは無事だった。

バルクヘッドの遮熱材が少し焦げていた。

エンジン周りは金属部品なので被害は無し。

 

 

火元はパワステホースだ。

ホースブラケットが外れて、エキマニに触っている。

そしてエキマニの熱でホースが破れて、噴き出したパワステオイルに着火したようだ。

 

 

ブラケットが外れた原因は

@.フロアに破損跡があった。過去の事故時にダメージ。

A.経年劣化で樹脂ブラケットが弱っていた。

B.俺のシューマッハばりのドラテクでGを掛け過ぎた。

 

以上3点の相乗効果によるものと推測される。

 

 

だが、パワステホースがエキマニのすぐ上を通る構造はマズイと思う。

直してもまた燃える恐れがある。

対策を織り込まねば。

 

 

 

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