ボクスター ハブベアリング交換
このボクスターは購入した当時からリヤから少し異音が鳴っていた。
タイヤが偏減りしてるのだと思い、タイヤを新品に換えたが直らず。
ホイールが歪んでいるのだと思い、ホイールを買い換えたが直らず。
最後にもう一度タイヤを新品にしたが、やっぱり直らず。
そうこうしているうちに、段々異音が酷くなり、60km/h以上出すと騒音で音楽が聞けないほどになってしまった。
不思議な事にホイールを揺すっても全くガタは無い。
だけど絶対ハブベアリングだよなあ。
ベアリングを買う。2個で2万円。
国産車では見たこと無いくらいデカイベアリング。
PCD130だし。
センターナットを緩める。
32mmのボックス。
ブレーキキャリパーを外して、ブレーキローターを抜く。
あとはハブを抜くだけ・・・
だがドラシャが先に抜けてしまった。
う〜ん、困った。
スライディングハンマーを買ってきた。
ハブにセットして、ゴンゴン叩くとすぐ抜ける。
あー楽チン。
ハブベアリングと御対面。
ハブの感触を確かめる。
もうね。全然駄目。
グラグラ。
ジョイスティックかってくらい動く。
だが構造上センターナットを締めてしまえば、ベアリングのアウターレースとドラシャがくっついて一応はガタが全く無くなる。
ポルシェのこの安全設計は凄い。
そしてハブベアリングを抜く為には、ショックをトップマウントから外して、アーム3本を外して、ハウジングを取り外して、裏側から油圧プレスで押すのだが、、、
休み一日じゃ無理だ〜!
ってことで
諦めてショップに出した。
小山市のアウトバーンモーターって店。
選んだ理由は近いから。
工賃はなんと片側35000円。
両方で税込み73500円!!
ディーラーだと12万円だと聞いたので、これでもかなり安いほう。
しかし車の整備を店に出したのなんて学生の時以来じゃないのか?
屈辱的。
次回は油圧プレスを買って自分でやろう。
数日後、無事に納車され、静かで快適な車に戻った。
最後に考察。何故ベアリングが壊れたか。
まずベアリングは衝撃に弱い。
タイヤの扁平率40が原因なのではないか?
薄いタイヤを履くと、路面からの入力がダイレクトになる。
一方、衝撃が強くなるため車には悪い。
ということで次はタイヤを255/45R17に変更してみよう。
直径がデカくなってカッコ良いかも。