トミーが製作した SVX 5MT は現在持ち主の(HN:ロードマン69 氏)の元に帰り元気に走っている。
それがとうとう2007年の冬に車検の時期を迎えた。
うちのHPで紹介した通り、ATからMTに変更しているので、普通に車検代行を頼んでも絶対通らないだろう。
ということで69氏がユーザー車検にて知らん顔 (´ー`) して検査に望んだのだが・・・
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下赤字がロードマン69氏のレポート 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
某 K陸運局にて。
ユーザー車検で、知らん顔してATぽく運転したわけだが、、、。
係員 「これ、、もしかしてミッション載せ変えてない??これじゃー通せないよ。」
69 「え?あぁ、いや、まぁ、、、。そうみたいですね。はは。」
その日は、ライト光量の不足もあり、どちらにせよ車検NGだったので、あっさり退散。
う〜むむむ、、、何で分かったんだろ・・・。
MT車の場合、シフトノブのシフトパターン有無が確認項目にあるんで、そこで係員が気づいたと思われ。
それにしても、SVXにMTが無い事を知ってるとは、、、陸運局恐るべし。
で。ライト内面磨いて(この作業も結構大変だったが・・・)光量復活し、1週間後。
某 M陸運局にてリベンジ。(K陸運局ではバレたので、別の所で)
まずは申請書をゲット。
69 「すみませーん。申請書類欲しいんですけどー。」
係員のねーちゃん「じゃぁ、税金の支払いを済ませてくださいね。」
69 「いや、税金は前回NGになったK陸運局で支払い済みです。」
ねーちゃん「え?じゃぁ何でKじゃなくて、今日うちに来てるんですか??」 (あからさまに怪しそうな視線)
69 「あぁ、いや、まぁ、色々事情があって。今日はこっちの方に来る予定があったんです。(しどろもどろ)」
そんなこんなで書類ゲット。
で、やっぱり、
係員 「あー、ミッション乗せ換えしてますねー。変更申請済んでます?」
69 「いや、その、まだです。。はい。」
係員 「はぁーそうですか。じゃぁ、ライン通ったら、事務所に来てください。
変更申請の書類をお渡ししますから。内容説明しますんで、資料集めれば、そんなに難しくないので、変更申請しましょう。」
おぉ。M陸運局、なんて親切なんだー!!69は感動したよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 レポートここまで 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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そして作成した書類を見せてもらった。
変更申請に必要なのが、
1 |
変更申請書(フォーマットは陸運局でゲット) |
2 | 強度検討書 |
3 | 変更内容概要 |
-@ | 変更前ミッション構造概要(外観・変速比の分かるもの) |
-A | 変更後ミッション構造概要 |
-B | 変更前プロペラシャフト構造概要(長さ・外径・内径・材質まで分かるとベスト) |
-C | 変更後プロペラシャフト構造概要 |
である。
ここでは構造変更の目玉である、強度検討書 について紹介したい。
きちんと強度計算をしている。
当たり前だが形状変更しているからこれを出さないと通らないもんね。すばらしい。
上記のスバルの構造解説書だと、ペラシャの内・外径が不明なので、
なが〜くて、板厚ペラペラのペラシャを使うと、これぐらいの全長と板厚までOKですよってなボーダー値の強度検討書を作っている。
全長1000mm、板厚1.0mm仕様が限界だった。
実際は、全長580、板厚1.8mmなのでOK
以上で主要な書類は完成。
でも知っている人が(トミー)がよ〜く見ると、?な書類だったりするんだけど、絶対秘密で。((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
そして
書類送付(FAXor郵送で可)
↓
書類確認
↓
許可
↓
車検
という流れになる。
車検の時に変更内容について、実際に調べられる。
ぺラシャの長さの実測の時にはドッキドキだったそーな。
どうしてかな?かな?
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んで
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マジで通っちゃったよΣ(゚Д゚)
ロードマン69氏に拍手。