私のロードスターはBPエンジンをボアアップして1977ccなのだが、
制御系はNA6のままだ。
NAの時には気にならなかったが、ターボ化するに当たって、問題が出てきた。
それはエアフロとインジェクターだ。
NA6のフラップ式エアフロについて、アクセスモニタでECUの反応を見たところ、180PSあたりで計測限界のようだ。
インジェクターもNB8を使っているが、同じく180PSで限界。
そこで、他車のフラップ式エアフロとインジェクターを流用することにした。
まずはフラップ式を採用している車を調べる。
車種 | エアフロ容量 | エアフロ型式 |
NA6CE | 120PS | 22250-16110 |
AE101 | 160PS | |
FC3S |
205PS | |
E36 318is | 140PS | |
ST202 | 180PS | |
ST185 GT-FOUR |
225PS |
|
エスティマ | 135PS | 22250-76020 |
センチュリーVG40 |
165PS | 22250-52020 |
ランクル80 | 215PS | 22250-61020 |
ウィンダムVCV10 | 200PS | 22250-62060 |
MR2 SW20 | 225PS | 22250-74210 |
スープラGA70 | 210PS | 22250-70260 |
古い車ばっかりなのは仕方ない。
SW20ターボのフラップ式エアフロが225馬力で一番大きく狙いどころ。
外車はもっと大きいものがあるのだが、耐久性が不安なので国産を採用したい。
SW20用を流用することにした。
左がNA6CEのエアフロ、右がSW20のT型エアフロ。
SW20用は吸気口面積が大きい。
49×63なので、NA6の49×48の1.3倍の容量だ。
240馬力程度ならば測定できるはず。
メーカーは同じDENSO製、見た目も厚み以外はNA6エアフロと殆ど一緒。
コネクタ端子も同じ。
で、端子間抵抗をテスターで測ってみたら、出力も同じだった。
端子は向かって右から
1-5:吸気温度
2-3-4:空気量
6-7:燃料ポンプON
となっている。