VIVIO <真>パワステ外し
以前説明した通り、ヴィヴィオはS/CとP/Sのベルトが共有のため、P/Sを外してしまうとS/Cを駆動することができない。
そこでP/Sをフリープーリーに置き換えていた。
がしかし、ただ回ってるだけのプーリーって何か無駄な感じがして気に入らない。
そこで、ここのプーリーを無くそうと考えた。
絵で説明。エンジンを横から見た図。
<純正ノーマル>
これがノーマル状態。
<パワステレス仕様>
そして今の仕様。
左上のプーリーを外したい。
<改善案>
テンショナープーリーの位置を変更する。
これで左上のプーリーを外す。
一度、テンショナー無しでやってみたけど、5000回転以上でS/Cベルトが滑り出して過給圧が落ちてしまう。
テンショナーは必要なようだ。
純正のプーリーブラケットを加工する。
使うのはアジャスタ部分だけだ。
ステーを溶接。
鋳物でもちゃんとやれば付く。
エンジンマウントに付けて位置出し。
すると平行が出てなかったのでステーを切ってやり直し・・・
エンジンマウントに穴開け。
エンジンマウントにタップを切る。
ブラケットが2点止めになるので、M10にして強度を上げた。
ステーをボルト止めしてから溶接。
色を塗って完成。
そして取り付け。ベルトは4PK-620に変更。
エンジンルームがスッキリした。
ちょっとだけ軽量化、駆動ロス低減。
メンテ性は大幅に向上。
これからはオルタの交換はブローオフパイプを外すだけで出来る。