VIVIO プレオ多孔インジェクター流用 @ 取り付け編

 

 

プレオE型から多孔式インジェクターが採用されている。

燃料の霧化が良いため、燃焼効率が向上する。

ビビオに流用しよう。

 

 

これがビビオRXRのインジェクター。単孔だ。

 

 

そしてこれがプレオのインジェクター。10孔だ。

 

 

大きさ比較。かなり小さい。そのままポン付けという訳にはいかない。

 

 

プレオDOHCのインジェクターホルダーを使う。

緑色のインジェクターはNA用。ヤフオクでおまけで付いてきた。

 

比較として、ビビオのインジェクターホルダー。

 

 

インマニもプレオ用が必要だ。

理由は下記。

 

 

左がプレオ用。右はビビオ用。

インジェクターの取り付け位置がポート寄りになっている。

レスポンスアップの目的だろう。

 

 

圧力センサーの取り付け座面が異なる。

左がプレオ用。右がビビオ用。

 

 

プレオ用インマニに、ビビオ用圧力センサーフィルターを付ける為のアダプターを作った。

中心がテーパーネジだ。

 

 

スバルの軽自動車はサージタンク内の圧力で空気量を計算している。

いわばこれがエアフロだ。小さいが超重要パーツだ。

 

 

全てパーツが揃ったところで取り付け開始。

 

 

エンジン車載状態でインマニを外す。

 

 

そしてサクッとプレオインマニをつけて。

インタークーラーを・・・・あれ?

 

 

パイプが届かないぞ。

 

 

・・・プレオインマニの突起とインタークーラーが干渉している。

オレンジ線の部分だ。

 

 

さらにインジェクターホルダーとも干渉している。

 

 

インマニをサンダーで削る。切り粉がインマニに入らないようにウエスを詰めてある。

 

 

インジェクターホルダーを手で曲げる。

これでインタークーラーが付く。機械的には完成。

 

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ここでついでにやった作業を紹介する。

これは燃費向上グッズ。プレオ用サーモスタット。88℃。

ビビオは82℃。

水温が高いと、混合気の温度が上がり、さらに燃料の気化が良いので、燃焼がスムーズになる。

ただしラジエターファンが回りっぱなしになるから、ECUの書き換えが必要。

 

 

 

そのAECUセッティング編へ続く