VIVIO プレオRSミッション オーバーホール
ミッションが入り辛い。
気を抜くとガリッと鳴る。
トミーはMT車ではクラッチを踏まなくてもシフトチェンジできるくらい、回転を合わせるのには自身があるのだが、
耐久レースで酷使された為だろう、非常に入り辛い。
そんな痛んだミッションにお勧めなオイルがこれ。
「トタル ZZ-X RACING DIFFERENTIAL with LSD 85W-140」
これは油膜が抜群に硬くて、SUN○C○の最上級LSDオイルから換えて見違えるほど入りが良くなった。しかも安い。
高年式MT車に試してみて。
でも、上記のトタルオイルでもどうにもならなくなってきた。
2014年のK4-GPを終えてから更に入りが悪い。
メンバーの誰かにシフトチェンジの粗い人がいるのだろうが。。。
犯人が誰かはさておいてミッションのオーバーホールをせねば、来年の出走ができない。
痛んだシンクロの交換だ。
メインシャフトの分解はやったことが無い。
良い機会なので初めて挑戦してみる。
ミッションを降ろす。これは慣れた作業。
ミッションケースを開ける。
メインシャフトを下ろす。
さて、これを分解する。
残されたデフとサブシャフト。
メインシャフトはベアリング圧入されている。
これを抜くのが一苦労。ベアリングプーラーで爪の小さいのが必要。
外したシンクロ。
磨り減って完全に終わってる。。。
新品のシンクロ。
外した順番通りに戻していく。
が、戻せない。
ギヤの順番だけではなく、シャフトに入れる角度も決まっていて、そこは控えてなかったんだよ。
急遽、メンバーの協力をもらい、整備書を送ってもらって組み付けできた。
一人じゃ無理でした。
エンジンは勢いで分解できるけど、ミッションは無理だわ。
良い経験になった。