アルファロメオ GT V6 3.2L 6MT

燃料ポンプ不動 修理

 

 

2020年6月12日〜6月20日の作業です。

 

たまに、エンジンがかからないことがあった。5回に1回くらいで発生。

症状としては、始動不良。セルをいくら回してもかからない。

翌日になると大抵直ってしまう。

そして一旦、始動してしまえば走行中に落ちるようなことはない。

 

原因の推測。

この症状が起きた時に状態を調査した。

マフラーからガソリン臭がしない。燃料ポンプの運転音がしない。スパークプラグは火花が飛んでいる。

以上より、何らかの原因により燃料ポンプが動いていないことが特定できる。

 

ポンプモーターのカーボンブラシが減ったのかも。

ということで新品の燃料ポンプに交換することにした。

トランクマットを外す。

 

メンテナンスホールのボルト3本を抜くとポンプが見える。

が、メンテナンスホールがポンプ本体より小さいため、ポンプが取り出せない。

何のためのメンテナンスホールなんだ?

さすがイタ車。整備性を全く考慮していない。

 

 

リヤシートを外して、やっとポンプが取れる。

このシートが重い。感覚だが30kgくらいあるかな。

座り心地は極上なんだけどね。

 

角材とハンマーでポンプのネジを回して外す。

新品のポンプを取り付けようとしたら、

ホースが入らない。。。

 

そう、アルファロメオは燃料ポンプが2種類あったのだ。

今回購入したのは間違いだったというわけ。。。

 

2.0L のポンプ型番 60684359

3.2L 2.5L 1.8Lはこれ 60684991

 

うーん。なぜ部品統一しなかったのか。イタリア人の考えることは分からん。

 

V6用の燃料ポンプを楽天で買い直す。

幸いにもアルファロメオの燃料ポンプが良く壊れるようで、国内在庫があり2日後に届いた

取り付けてひとまず完成。

交換後に始動できたので直ったようだ。

 

 

 

その日の出先でお茶を飲んで帰ろうとしたら、始動できず。

JAFにて自宅まで運ばれました。

JAFのお兄さんは 「アルファロメオのレッカーは特に多いです」と言ってた。

やはりイタ車クォリティか・・・

 

さらに原因を推測する。

一度始動できれば走行中に落ちることがないことからリレーも疑いがある。

 

しかし部品を注文しようにも説明書にもネットにもどれが燃料ポンプのリレーか書いていないので、

リレーを1個ずつ外して燃料ポンプのリレーを特定した。それがこれ↓。

 

 

型番 46520421

 

分解してみた。

目視では異常個所が分からず。

新品に交換しよう。

 

ただし、日本製リレーを流用だ。イタリア製品は信用できない。

端子形状から互換性のあるリレーを探す。

 

 

画像検索して色々調べると、トヨタのリレー 90987-02027 が多分同形状ぽい。

Amazonで2130円 3日で届いた。

 

 

ピッタリだね!さすが俺。

高さは一回り低くなる。

リレーを交換してからは、1度も症状がでていない。

完璧に直った。

しかも安心の日本製リレーになったのので、もう壊れることはないだろう。

 

 

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