アルファロメオ GT V6 3.2L 6MT
部品塗装
2020年5月20日の作業です。
中古で買ったこの車は、塗装がボロボロだった。
アルファロメオの定番らしい。
酷いのはボンネットとトランク。ルーフは無事。前オーナーがルーフだけは塗装していたようだ。
どんな状態かと説明すると、表面が白くなりひび割れてしまっていた。
コンパウンドで磨いても、クリア層がポロポロ剥がれてきて更に悪化する。手の施しようがない。
残念なことにその写真を取り忘れてしまった。
推測される原因は2つ。あくまで私個人の主観です。
@クリア層が薄い?
クリアが薄いと発色が綺麗に出るんだよね。
クリアで対候性を持たせているので薄くすると、特に紫外線による劣化が早く進行することになる。
Aカラーベース層とクリア層の密着が弱い?
水性塗装への移行期のため、材料選定や塗装条件が適正でなかったとかかなあ。
これら結果で太陽光による紫外線と熱によって、水平部のボンネット、ルーフ、トランクのクリアがやられてしまう。、
それはさておき
高級車なのにボロボロというのも恥ずかしいので塗装をする。
塗料の調合はプロにお任せした。
Alfa GTのカラーコード: 442 ブルーメタリック
顔料配合を検索するとフィアットでヒット。
FIATとAlaRomeoて生産工場が同じだったのかな?
ボンネットとトランクを外す。
トランクは配線のカプラーを外すのが大変。
カプラーにアクセスするために左リヤのスピーカーとCDチェンジャーまで外す。
トランク外すだけで2時間。さすがイタ車、整備性を何も考慮してない。
イタ車は2度と買わないと誓う。
ブース内にセット。マスキングして塗装。
部品単体ならマスキングが少なくて楽チンだ。
1日目 部品外し、マスキング
2日目 塗装
3日目 部品取り付け
柄にもなく丁寧に塗装したので、今期最高の仕上がりになった。
面倒くさいので完成後の写真なし。