ビート アクセルペダル修理

 

ビートの不具合の一つ、アクセルペダルのガタツキを修理する。

 

構造上の欠陥で、アクセルペダルシャフトの軸受けが無いのだ。

1mm程度の鉄板にφ13の穴があって、そこにシャフトを突っ込んであるだけ。

徐々に鉄板は長穴に変形するし、シャフトは溝が切られてガタガタになるというわけ。

 

自分のビートのペダルは中古購入時で30mmくらい横方向にガタがあった。

 

少し考えれば簡単に改善が出来そうなのでやってみる。

 

 

 

まずアクセルペダルを外すためにシートを外し、ハンドルを外し、フロアカーペットをめくる。

そしてスロットルワイヤーを浮かしてようやくペダルユニットが外せるのだ。

この整備性の悪さ、何とかして欲しい。

 

 

アクセルペダルユニットが外れた。

シャフトはグラグラ。全開付近での引っかかりもある。

 

 

そして対策。

写真を見れば説明するまでも無いだろう。

フランジブッシュを軸受けにする。

外径15、内径13、スチール製、内側テフロンライニング。2個で送料込み750円。

ビートのアクセルペダルシャフト用に開発されたかのようにピッタリ。

これをブラケットの外側、内側で2個使う。

 

ブラケットの鉄板をφ15.0の電動ドリルで拡張する。

ブッシュ外径はφ15.03なので少し硬いくらいでの挿入となる。

 

外側も同様に加工してブッシュを挿入する。

 

下から撮影

 

ペダル組み付け完成後の写真は撮り忘れた。

 

 

ペダルの感覚は感動するくらい剛性が上がり、テフロンライニングしてあるため引っかかりが無くスムース。

加重を受ける面積が10倍になったので、もう二度とガタつくことは無いだろう。

 

これを純正採用してくれたら良かったのに。。。

 

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