ボクスター 重ステ化A
重過ぎる原因はステアリングラックにあるようだ。
ただしギヤ比ではない。
ボクスターのロックトゥロックは3回転と、スポーツカーにしてはダルイギヤ比になっている。
ステアリングはφ38とデカイ。
普通に考えれば軽いわけなのだが。
原因はパワステラックの構造にある。
オイルシールが何本も入っていて抵抗になっている(らしい)。
実際にステアリングラックをバラした事はないので初チャレンジ。
ボクスターの前周りは整備性が良い。
ステアリングシャフトとラックを切り離す。
13mmのボルト1本。
タイロッドエンドを外す。
18mmのナット左右。
ステアリングラックをメンバーから外す。
15mmのボルト2本。
あとは運転席側に引っ張るだけで抜ける。
たった5本のボルトで外れるなんて、有難い。まるで壊れることを想定しているかのようだ。(考えすぎか?)
パワーピストンの配管をバイパスする。
(写真撮り忘れたので別作業の写真を流用)
ついでにコントロールバルブの配管をメクラする。
ここで一度車両に取り付けて試運転。
・・・おお!軽い。
重さ100だったのが80くらいになった。
速度が乗ってくれば普通に片手で曲がれる。
町乗りならこれでOK。
サーキットを走るにはもうちょっと軽くしたいなあ。