どうやらまたエンジンブローしてしまったらしい。打音がヒドイ。
マフラーのインナーサイレンサーを外して、オーディオのボリュームを上げれば気にならなくなって、普通に走れるのではあるが。
とはいっても、やはり気になるので直すことにした。
原因はメタルの当たりかと思い、クランクメタルとコンロッドメタルを新品に換えたが改善されず・・・
バルブクリアランスも問題なし。
しばらく原因不明のまま乗っていたが、メタル交換の際に3番シリンダーのクロスハッチが消えていたのを思い出した。
ピストンの歪みによる、首振りと判明。
修理は・・・出来なくもないけど、ダメージがどこまで来てるか分からないので、エンジンを作り直すことにした。
経費節約で腰下のみの製作である。
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早速ヤフオクでエンジンを買う。3万円。NA8エンジンなんかほとんど捨て値だね。
ヘッドカバーが青に塗装されている。だけどNA8のヘッドは使わないのでゴミ箱行きです。
スライドカムプーリーが着いてました。これも使わないけどね。
ヘッドを降ろした。
10万キロ走行なのに、クロスハッチが綺麗に残っている。
前オーナーはオイル管理をしっかり行っていたようだ。
で、今回組むピストンはこれだ。
RB26DETTのN1用ピストン。純正部品なのに1個 14500円もする高級品だ。
φ86だから、NA8Cノーマルのφ83から3mmボアアップで1977ccになる。
ピストンのスペックはこれ。
BP-ZE |
RB26 |
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ボア | φ83 |
φ86 |
コンプレッションハイト | 31 |
30 |
ピストンピン | φ20 |
φ21 |
ターボ用だし、重量はちょっと重いかも。
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BP-ZEのコンロッドとピストンを分離する。
ピストンピンを抜く
ばらした。
ばらしたところでピストンを比較する。左がRB26 右がBP-ZE
側面から。RB26はコンプレッションハイトが1mm低いのだが、ピストントップが3mm盛り上がっている。
裏面。RB26はクーリングチャンネルが空いている。
やはり圧縮比で悩んだ。11.0狙いなのだが、
私のNBヘッド+純正ヘッドガスケット+RB26ピストンの組み合わせだと、圧縮比12.7になってしまう。高すぎ。
NA8ヘッドなら11.8なのでギリギリ使える。
がしかしNBヘッドの方がポート形状とかサージタンク形状が優れているのでこのまま使いたい。
そこでガスケットの厚みを変えて調整するとか色々考えたが、
ピストントップを1.8mm面研して狙いの圧縮比11.0にすることにした。
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コンロッドは小端部の拡大加工に出す。φ20 → φ21 にする。
ヴィヴィオの時と同じ戸田レーシングさんに依頼した。