エンジンボアアップ 1977cc化 そのB

 

 

冬休みを利用して、エンジンの組み立てだ。

 

まずオイルパンの加工。

まだ理由は明かせないが後で必要になる。

穴を開ける場所は左前にした。

 

アダプターに合わせてタップを切る。 M14 P1.5だ。

 

 

外側

 

 

内側

 

 

タッピングだけでは不安だったので、ナットで止めた。

さらに液体ガスケットでシールする。

 

最後にキャップを付けて、オイルパン加工はひとまず終了。

 

 

さて、メイン作業に戻って、ピストンの組み立てをしよう。

 

前も書いたが、ピストンピンを挿入する際は、暖めるとスムースに入る。

右上のロウソクはピストン用だ。

 

RB26DETTのピストンピンクリップはスナップリングを使用している。

穴用のスナップリングプライヤーが必要だ。

 

あと、ピストンリングの向き。

リングに「R」の刻印が打ってある。

断面形状から判断すると、恐らくこれが上になるは・ず?

 

珍しく、リングの合い口も気を使ってみた。

 

4本完成。RB26DETTは6気筒だから、リングは2本余る

 

 

BPのブロックにピストンを組み付ける。

 

RBピストンの向きはBPと同じで良い。

ピストンピンのオフセット方向が同じ為だ。

ということは回転方向も同じなのだろう。

 

4気筒完了

 

次はメタルを取り付ける

 

危うくオイルジェットを忘れるところだった。

 

 

クランクを置く

 

スラストメタルを滑らせて入れる。

と、ここでクランクの動きが固いので調べてみると、

クランクメタルの裏側に「0.25」の打刻が・・・

間違ってオーバーサイズを注文してしまった。

これじゃ回らないよ。

 

うむむ、スタンダードサイズのメタルを買い直さねば。

 

 

 

そのCへ続く