STDサイズのメインメタルを買い直した。
0.25オーバーサイズは利用する機会が無いので、即廃棄した。(泣
正月休みを逃したので時間が無く、2ヶ月遅れの作業だ。
メタルを入れて、オイルを塗る
クランクを置く
キャップ側にメタルを入れる
オイルを塗り、キャップを組み付ける。
コンロッドを組み付ける
ついでにオイルポンプを強化する。
どうしても高回転まで回したくなるので油圧を上げる。
欠点として、ポンプ駆動にパワーが若干奪われてしまうのだが、壊れるよりは100倍マシ。
腰下を下ろした時に必ずやる様にしている。
バラしたオイルポンプ
純正の対策品に変更する。左側が対策品。
プランジャはNA8用が長くなっており、高回転時の油圧が安定する。
でもNB型になって短く戻したみたい。コストダウン??
スプリングはNB2型以降からバネレートが高くなっており、油圧が高くなる。
プランジャ部品番号:JF01-14-115
スプリング部品番号:FE5A-14-116
リリーフ穴にプランジャが引っかからない様に、角を軽く削って滑らかにする。
さらに油圧を高くする為に、ワッシャーを入れてプリロードをかける。
Rev.3エンジンでは0.8mm×2枚入れたが、ちょっと油圧が高過ぎる感じがしたので、
今回は0.8mmを1枚にしてみた。
完成。割りピンで止めるのはちょっとコツがいる。
クランク前側のオイルシールを打ちかえる。
裏から押してやれば抜ける。
新品のオイルシールを入れる。
固いが、変な道具を使って傷つけないように指で入れる。
クランク後ろ側のオイルシールを入れ替える。
こちらは側はかなり固いのでゴムハンマーで優しく叩いて入れる。
液体ガスケットを塗って組み付け。
オイルパンのガスケットも新品にする。
バッフルプレートに液体ガスケットを塗って取り付ける。
オイルパンにも液体ガスケットを塗る。
オイルパンを組み付け。
ウォーターポンプを新品にする。
ロドスタのウォーターポンプはあまり壊れた話は聞いたことがないが、降ろしたついでだ。
オイルエレメントのジョイントを入れる。
全ネジなのでダブルナットで取り付けるのが基本だが、根元をプライヤーで回して取り付けても全く問題ない。
いよいよ、Rev.3エンジンを降ろす。
腰下だけの交換なので、ヘッドは再利用する。
車載でヘッドとブロックを分離して、別々に降ろす。
ハイ、降りた。
左が降ろしたRev3 1929cc、
右が今回載せるRev4 1977ccの腰下だ。
エンジンクレーンは便利だ
ヘッドを載せる。
ヘッドガスケットは純正の0.8mmだと、圧縮比11.0になる。
しかし仕様変更してマルハの2.0mmにした。これだと圧縮比9.7になる。
もう少しで完成。
今回は腰下だけの交換、しかもボアアップのみなので、外観の変化は皆無だ。
大きな変化点としては、圧縮比を9.7に設定したのでレギュラーガソリンを使えることだ。
エコノミー仕様で仕上がった。
さて、退屈な慣らし運転の始まりだ。