可変バルタイの前に、点火コイルの改造をする。
理由は見栄え改善だ。
トミーのロドスタはNA6CEのECUで制御をしているので、点火コイルはNA6CEのままだ。
それでもエンジンがNA8、NB8sr1までは何も問題は無かった。
今回NB8Sr2のエンジンにしたことにより、コイルの置き場が無くなってしまった。
コイルがあった場所は、VVTの油圧配管が通ってしまうのだ。
その場合、コイルはどこに置くかというと、
“ヘッドカバーの上に軍手を挟んで置く”ことになる。
確かに性能には支障ない。1ヶ月ほど乗っていて確認済み。
だが、ボンネットを開けるときに、周りの視線が気になるんだよね〜。
ボロく見えて恥ずかしい・・・
「1992年の古い車だけど、機関類はキッチリ整備してますよ」ってアピールしたい。
というわけで、NB8sr2の点火コイルを移植することにした。
これでスッキリ収まるはず。
まず、NA6CEの回路図
それをこのように変更すれば良いはず。
イグナイタを残すのは、タコメータ出力をさせるためだ。
作業に取り掛かる。
NA6CEコイルを外す。
イグナイタに来ている配線を繋ぎ換える。
ケーブルの露出部分が短くて作業し辛い。
ゴムカバーを少し切ってケーブルを出す。
ギボシ端子で繋ぎ換える。
エレクトロタップは信頼性が落ちるので使わない。
これがNB8の点火コイル
コイルの頭にイグナイタが付いている。
2本のコイルで4気筒分。
つまりダイレクトイグニッションなのに、同時点火だ(笑)。マツダさん・・・
取り付けてみた。
エンジン上がスッキリした。
配線は仮。
この状態で始動確認したところ、、、
一瞬だけ動くものの、1〜2秒ほどで停止してしまう。
何故だ?
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散々調べた結果、
NA8〜NB8のコイルでは点火確認信号出力が出せないことが分かった。
イグナイタが適当に出力してくれるわけじゃ無かったのね・・・
だから初爆はするけど、ECUに確認入力が来なくて、止まってしまうんだな。
じゃあ、点火確認信号が出力できるようにすれば良いわけだ。