ロードスター 1977cc 可変バルタイ化 そのE

 

 

可変バルタイの前に、点火コイルの改造をする。

理由は見栄え改善だ。

 

トミーのロドスタはNA6CEのECUで制御をしているので、点火コイルはNA6CEのままだ。

それでもエンジンがNA8、NB8sr1までは何も問題は無かった。

 

今回NB8Sr2のエンジンにしたことにより、コイルの置き場が無くなってしまった。

コイルがあった場所は、VVTの油圧配管が通ってしまうのだ。

 

その場合、コイルはどこに置くかというと、

“ヘッドカバーの上に軍手を挟んで置く”ことになる。

確かに性能には支障ない。1ヶ月ほど乗っていて確認済み。

だが、ボンネットを開けるときに、周りの視線が気になるんだよね〜。

ボロく見えて恥ずかしい・・・

「1992年の古い車だけど、機関類はキッチリ整備してますよ」ってアピールしたい。

 

 

というわけで、NB8sr2の点火コイルを移植することにした。

これでスッキリ収まるはず。

 

 

 

まず、NA6CEの回路図

 

 

 

それをこのように変更すれば良いはず。

イグナイタを残すのは、タコメータ出力をさせるためだ。

 

 

 

 

作業に取り掛かる。

 

 

NA6CEコイルを外す。

 

 

イグナイタに来ている配線を繋ぎ換える。

 

 

 

ケーブルの露出部分が短くて作業し辛い。

ゴムカバーを少し切ってケーブルを出す。

 

 

ギボシ端子で繋ぎ換える。

エレクトロタップは信頼性が落ちるので使わない。

 

 

これがNB8の点火コイル

コイルの頭にイグナイタが付いている。

2本のコイルで4気筒分。

つまりダイレクトイグニッションなのに、同時点火だ(笑)。マツダさん・・・

 

 

取り付けてみた。

エンジン上がスッキリした。

配線は仮。

この状態で始動確認したところ、、、

 

一瞬だけ動くものの、1〜2秒ほどで停止してしまう。

何故だ?

散々調べた結果、

NA8〜NB8のコイルでは点火確認信号出力が出せないことが分かった。

イグナイタが適当に出力してくれるわけじゃ無かったのね・・・

だから初爆はするけど、ECUに確認入力が来なくて、止まってしまうんだな。

 

じゃあ、点火確認信号が出力できるようにすれば良いわけだ。

 

 

そのFへ続く