ロードスター 1977cc 可変バルタイ化 そのF

 

 

点火確認信号の出せるコイルとして選んだのが、“ヴィッツのコイル”だ。

NA8で流用している人がいて、サイズが丁度良いらしい。

 

 

ヤフオクで購入。

ヴィッツの型式は良く知らないが、

車両型式:DBA-SCP90、エンジン型式:2SZ-FE

 

 

端子を確認。4本ある。良かった。

1電源、2点火確認信号、3点火信号、4アース

になっている。

 

型番:90919-02240

 

 

コイルのカプラーが欲しいのでエンジンハーネスを購入する。

カプラーなんてどれも同じだろう。

ということでプロボックスのハーネスをヤフオクで購入

車両型式:CBE-NCP55V、エンジン型式:1NZ-FE

 

 

 

配線図はこうなる。

NA6CEのイグナイターは使わない。

ここでポイントなのは、“独立点火の同時点火方式”という意味不明なシステムになることだ。

 

 

 

さて、作業開始だが。

いきなり問題が。。。

!!!

プラグホールに入らないぞ。

コイルより穴が1mmほど狭いようだ。

 

 

予備のNA8のエンジンで試してみたところ、入る。

 

 

そんなバカな〜と良く調べると、NB8のヘッドカバーだけ穴が狭くなっている。

VAの為だろう、鋳型で抜いたままになっている。

 

 

広げるしかない!

リューターで削る。

アストロプロダクツの超鋼リューターは安くて気軽に使い捨てできる。

1箇所広げるのに30分くらい。

 

 

穴を拡大したが、また新たに問題発生!

NBコイル固定の台座が邪魔で、ヴィッツコイルが根元まで入らない。

 

 

近所の車屋「ターゲット」さんへ行き、ベルトサンダーで台座を削る。

あっという間に削れる。ベルトサンダー便利だねえ。

 

切粉まみれなので、水でよく洗ってから取り付ける。

丁度良く入った。

 

 

コイルの配線を行う。

プロボックスのエンジンハーネスから外したやつだ。

 

 

仮配線してみる。

この状態で、お待ちかねの試運転。

 

一発で始動!!

うん。問題なし。

俺スゴイ。

 

 

アイドリング回転数を確認してみよう。

うん?

タコメーターが動いてないぞ。

まあ、あとで何とかなるだろう。

車検に落ちる訳ではないし、とりあえず走れる状態にはなったので配線をまとめてしまおう。

点火コイルだけで1ヶ月も不動車になってたもんな。

 

さて、次は動かないタコメーターをどうするかだな。

 

そのGへ続く