点火確認信号の出せるコイルとして選んだのが、“ヴィッツのコイル”だ。
NA8で流用している人がいて、サイズが丁度良いらしい。
ヤフオクで購入。
ヴィッツの型式は良く知らないが、
車両型式:DBA-SCP90、エンジン型式:2SZ-FE
端子を確認。4本ある。良かった。
1電源、2点火確認信号、3点火信号、4アース
になっている。
型番:90919-02240
コイルのカプラーが欲しいのでエンジンハーネスを購入する。
カプラーなんてどれも同じだろう。
ということでプロボックスのハーネスをヤフオクで購入
車両型式:CBE-NCP55V、エンジン型式:1NZ-FE
配線図はこうなる。
NA6CEのイグナイターは使わない。
ここでポイントなのは、“独立点火の同時点火方式”という意味不明なシステムになることだ。
さて、作業開始だが。
いきなり問題が。。。
!!!
プラグホールに入らないぞ。
コイルより穴が1mmほど狭いようだ。
予備のNA8のエンジンで試してみたところ、入る。
そんなバカな〜と良く調べると、NB8のヘッドカバーだけ穴が狭くなっている。
VAの為だろう、鋳型で抜いたままになっている。
広げるしかない!
リューターで削る。
アストロプロダクツの超鋼リューターは安くて気軽に使い捨てできる。
1箇所広げるのに30分くらい。
穴を拡大したが、また新たに問題発生!
NBコイル固定の台座が邪魔で、ヴィッツコイルが根元まで入らない。
近所の車屋「ターゲット」さんへ行き、ベルトサンダーで台座を削る。
あっという間に削れる。ベルトサンダー便利だねえ。
切粉まみれなので、水でよく洗ってから取り付ける。
丁度良く入った。
コイルの配線を行う。
プロボックスのエンジンハーネスから外したやつだ。
仮配線してみる。
この状態で、お待ちかねの試運転。
一発で始動!!
うん。問題なし。
俺スゴイ。
アイドリング回転数を確認してみよう。
うん?
タコメーターが動いてないぞ。
・
・
・
まあ、あとで何とかなるだろう。
車検に落ちる訳ではないし、とりあえず走れる状態にはなったので配線をまとめてしまおう。
点火コイルだけで1ヶ月も不動車になってたもんな。
さて、次は動かないタコメーターをどうするかだな。