ヴィッツコイルを移植したことにより、タコメーターが動かなくなってしまった。
その対策を考える。
ロドスタNA6CE乗りで同様ののトラブルで悩んでいる人は多いらしい。
フルコンに換えてエンジンを載せ換えたら動かなくなったとかを聞く。
そんなのパラメーター設定が間違ってるんじゃないの?
と思ったが、どうやらそれだけではないようだ。
トミーのECUはNA6CE純正だ。
それで動かない原因を推測する。
点火確認信号の電圧が異なるのでは?
入力側、出力側で調べる必要がある。
オシロスコープがあれば話は早いのだが、持っていないのでgoogle調査・・・
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で、タコメーターの信号の要求電圧は12Vということが分かった。
これはNA6もNB8も同じ。
そして出力については以下のことが分かった。
NA6CEイグナイタ出力→12V
ヴィッツイグナイタ出力→5V
なんだ、点火確認信号の出力が低かったのね。
てことはECU側は5Vのままとして、タコメーター側だけ12Vにすれば良いわけだ。
方法はいくつかある。
トランジスタを組み込むのが妥当かね。
もっと手っ取り早い方法がないかと、AE86の改造してるHPを覗いていたら見つけた。
“プルアップ抵抗”という回路で済むみたい。
12V電源に1k〜1.2kΩの抵抗を入れて、信号線に割り込ませる。
すると0V-5V の信号が 7V-12Vの信号になるというもの。
へー。
回路図はこうなる。(やっと完成)
プルアップ回路の作成
手元に1kΩのセラミック抵抗があったのでこれを使う。
半田付けでケーブルと繋ぐ
ピンクの熱収縮チューブでしっかり巻き、配線した。
そして、試運転。
恐る恐るエンジンをかけて、メーターを見ると、
動いてる!
あー良かった。
電気は知らないことだらけで何だかよく分からなかったけど、上手くいった。さすが俺。
これでエンジンルームを開けたとき 「独立点火の同時点火式なんだぜっ」と自慢できる。
最後にイグナイターを取り外して終わり。
さて次こそは可変バルタイ制御だ。