NA6CE改 ターボ化 その2 



HKSターボキットの取り付け編

ポン付けキットでお手軽にしているため気に入らない点が4つ。

・インタークーラー無し

・ブローオフバルブ無し

・ウォーターライン無し

・オイルラインが悪い

 

メーカーにしてみれば「低ブーストだからこれで充分だ」との考えなのだろう。

 

とりあえず付けてみて不満が出たら変更しよう。

だが、一点だけ改造することにした。オイルラインの取り出し口だ。

 

キットに付いていたオイルホースがこれ。

 

 

オイル取り出しは吸気側の油圧センサーを外して、テーパーボルトを差し込む。

これによるデメリットが多数ある。

油圧センサーが使えなくなる。テーパーネジからのオイル漏れがある。作業性が悪い。オイルホースがエンジン上を通り見栄えが残念なことだ。

 

ブロック吸気側。写真中央左側が油圧センサー。これを外すのは許容できない。

 

↓このように作業性が悪く、インマニを外さなくてはいけない。オイル漏れした場合も見えない。

 

 

というように不具合が色々あるのでオイルラインを変更する。

NA8C時代のBPエンジンブロックには排気側にオイルと水の取り出し口がある。これを利用する。

ボルトのサイズはこれ。

(上側)水 M12 P1.25

(下側)オイル M10 P1.5

 

 

まず、キットについてきたオイルホースを切断する。こうすることで後に引けなくする、重要な行為だ。

3層構造で ステンメッシュ―ゴム―テフロンのようだ。

 

 

用意するもの

ブロック側 バンジョーアダプター SUS M10 南海部品で購入

タービン側 バンジョーアダプター SUS M12 南海部品の店頭に無いため取り寄せ

 

 

ブロック側 バンジョーボルト M10 P1.5 特殊サイズでEARL'S製しか見つからなかった。通販で購入※↓の写真右

タービン側 バンジョーボルト M12 タービンキット付属品を流用※↓の写真左は無関係

 

 

オイルホースはブレーキホースを使う。ナットがアルミのは不可。ステンレスにする。

ブレーキホース SUS 560mm GoodRidge 

ライコランドで535mmを購入したが短かったため560mmを買い直した。

 

作業途中の写真無いが、オイルラインは変更完了。スッキリして見栄えが良い。

ここまで組んだところで、私のロドスタはエアフローセンサがMR2のフラップ式を使っているために、キット付属の吸気配管が取り付けられないことが分かった。

キットはNA8Cのホットワイヤー式エアフロを前提としている。エンジン主機はBPに乗せ換えているのでタービンまではポン付けできた。

エアフロとタービン間の接続を考えなくてはならない。

 

 


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