NA6CE改 ターボ化 その4 



 

ブースト計をヤフオクで購入。 今は亡きLAMCO製

 0〜1.0kg/cm^2という珍しいレンジ。

一般的なレンジは-760mmHg〜1.0kg/cm^2 で負圧〜正圧を測れるバキューム&ブースト計が主流。

このLAMCOは正圧のみ。ブースト計だから名前の通り、これで良いのだ。潔く漢らしい。

 

 

取り付けてみた。

右側は、元から使っている、今は亡き大森製のバキューム計だ。負圧のみ測れる。

このメーター2つ合わせてようやく1個分の仕事ができる。

 

 

 

次はエンジンルームの熱対策。

軽く街乗りしただけでエンジンルームの熱が酷かった。補機類、ケーブル、ホースの劣化が心配だ。

 

グラスウールでフロントパイプを巻く。

狭くて手が入りづらい。

パイプを組む前に巻いておけば良かった。

 

 

一番熱くなるところがタービンハウジングとアウトレットパイプだ。ここを何とかしたい。

そこでタービンブランケットという物を買ってみた。

 

セラミックファイバーのタービンカバーだ。

金属カバーよりずっと断熱効果が高い。

タービンハウジングをスッポリ巻いてしまう。

 

 

アウトレットパイプは外側に耐熱パテを塗って断熱する。

グラスファイバーを練りこめば強度が上がるのだが準備していなかったよ。次回やり直そう。

 

ついでにタービンアウトレットのガスケットを新品にした。

日産純正で買うならS15用で品番 14445-75F10 らしい。

 

 

インテークパイプの「BOLT ON TURBO」の文字も消してやった。

HKSは残しといてやるか。

 

 

 

 

次はECUセッティングだ。

ブースト0.2と低いはずだし、点火時期マップを書き換えてノッキングを抑えてみよう。

インタークーラーは無しのままで様子見とする。

 

 

 

ノートPCとROMライターとアクセスモニターを積んで、高速道路でセッティングする。

走りながらアクセスモニターを見て、アクセルワークで負荷を変化させてノッキングの出るポイントを探していく。

そしてサービスエリアでマップを書き換えてROM焼きをする。

この作業をひたすら繰り返す。

1回のセッティングで使うEEP-ROMは5〜8個。(これ以上は飽きるため)

かかる時間は5時間くらい。

走行距離200kmほど。

低ブーストから初めて行き、何個かROMを書き換えて、そこそこなマップになったところで問題が発覚。

低中速域でブーストが0.3ほどかかってしまっている。

このまま高回転になるとSXE10の340ccのインジェクターでは足りない計算になる。

1JZ-GTEの370ccに変更。

6孔→4孔となり少し燃焼効率が落ちるが仕方ない。

 

 

 

 

インジェクター交換後に再びECUセッティングを2回実施。3日間で15時間ほど費やした。

とりあえず遅角していくことでノッキングは抑えられたが、出力があまり出ていないようだ。190馬力くらいか?NAの時とあまり変わらない。

これはインタークーラーが無いことで吸気温度が高くてノッキングが起こるから、点火時期をどんどん遅くしていったためだろう。

もう少しで上死点を過ぎるところまで遅らせてしまっている。

 

やはりインタークーラーは必要だったのか・・・

 

あと一つの問題点が、排気漏れしていて派手な音が鳴る。場所は不明。

 

 

おまけ。

外したレガリスのタコ足と、ターボ用のフロントパイプ。

 

 

次はインタークーラー検討するのと、排気漏れ対策だ。うまくいくかな?


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