ブースト計をヤフオクで購入。 今は亡きLAMCO製
0〜1.0kg/cm^2という珍しいレンジ。
一般的なレンジは-760mmHg〜1.0kg/cm^2 で負圧〜正圧を測れるバキューム&ブースト計が主流。
このLAMCOは正圧のみ。ブースト計だから名前の通り、これで良いのだ。潔く漢らしい。
取り付けてみた。
右側は、元から使っている、今は亡き大森製のバキューム計だ。負圧のみ測れる。
このメーター2つ合わせてようやく1個分の仕事ができる。
次はエンジンルームの熱対策。
軽く街乗りしただけでエンジンルームの熱が酷かった。補機類、ケーブル、ホースの劣化が心配だ。
グラスウールでフロントパイプを巻く。
狭くて手が入りづらい。
パイプを組む前に巻いておけば良かった。
一番熱くなるところがタービンハウジングとアウトレットパイプだ。ここを何とかしたい。
そこでタービンブランケットという物を買ってみた。
セラミックファイバーのタービンカバーだ。
金属カバーよりずっと断熱効果が高い。
タービンハウジングをスッポリ巻いてしまう。
アウトレットパイプは外側に耐熱パテを塗って断熱する。
グラスファイバーを練りこめば強度が上がるのだが準備していなかったよ。次回やり直そう。
ついでにタービンアウトレットのガスケットを新品にした。
日産純正で買うならS15用で品番 14445-75F10 らしい。
インテークパイプの「BOLT ON TURBO」の文字も消してやった。
HKSは残しといてやるか。
次はECUセッティングだ。
ブースト0.2と低いはずだし、点火時期マップを書き換えてノッキングを抑えてみよう。
インタークーラーは無しのままで様子見とする。
ノートPCとROMライターとアクセスモニターを積んで、高速道路でセッティングする。
走りながらアクセスモニターを見て、アクセルワークで負荷を変化させてノッキングの出るポイントを探していく。
そしてサービスエリアでマップを書き換えてROM焼きをする。
この作業をひたすら繰り返す。
1回のセッティングで使うEEP-ROMは5〜8個。(これ以上は飽きるため)
かかる時間は5時間くらい。
走行距離200kmほど。
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低ブーストから初めて行き、何個かROMを書き換えて、そこそこなマップになったところで問題が発覚。
低中速域でブーストが0.3ほどかかってしまっている。
このまま高回転になるとSXE10の340ccのインジェクターでは足りない計算になる。
1JZ-GTEの370ccに変更。
6孔→4孔となり少し燃焼効率が落ちるが仕方ない。
インジェクター交換後に再びECUセッティングを2回実施。3日間で15時間ほど費やした。
とりあえず遅角していくことでノッキングは抑えられたが、出力があまり出ていないようだ。190馬力くらいか?NAの時とあまり変わらない。
これはインタークーラーが無いことで吸気温度が高くてノッキングが起こるから、点火時期をどんどん遅くしていったためだろう。
もう少しで上死点を過ぎるところまで遅らせてしまっている。
やはりインタークーラーは必要だったのか・・・
あと一つの問題点が、排気漏れしていて派手な音が鳴る。場所は不明。
おまけ。
外したレガリスのタコ足と、ターボ用のフロントパイプ。
次はインタークーラー検討するのと、排気漏れ対策だ。うまくいくかな?