ヴィヴィオ フロント剛性強化

 

チームメンバーからの指摘あり。

「タイヤの限界付近でアンダー傾向が強い。かつフロントタイヤのショルダー負荷が高いので、フロントのキャンバー剛性を上げたい」

とのこと。

 

暫くして、市販の4点式ロアアームバーが送られてきたので取り付けることにした。

が、寸法が合わない。

前後バーが3mmほど短くて届かないのだ。

ならば、切ってしまおう。

即断、即決。

横バーのみを残し、2点式となった。

 

これで試走したところ、致命的な問題が発覚した。

ロアアームバーを付けたことにより最低地上高が30mmしかなくなったのだ。

 

普段の最低地上高が90mm確保されているかはさて置き、

直線でフルブレーキするだけで路面に接触してしまった。

減速で火花が出る仕様。駄目だこりゃ。

 

 

他の手を考えるしかない。

クロスメンバーとフレームをどこか別の場所で締結する方法を探したが、良い場所がない。

思いついたのは、クロスメンバー自体の強化だ。

溶接ビードが切れている箇所や、板合わせの開口部など、溶接増し出来そうな部分は多数ある。

 

 

クロスメンバー上側

黄色のマークが溶接されていない部分

 

 

クロスメンバー下側

同じく黄色のマークに溶接増しする。

 

 

 

完成。

ついでに筋交いを追加してみた。

 

こいつの効果が分かるのは2015年8月の耐久レースの時だ・・・

悪い方向には行かないだろう。

 

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