ヴィヴィオ スーパーチャージャー高効率加工

 

久しぶりの更新

2015年10月に実施したのだが、効果を検証する機会がなくて遅くなった。

8ヶ月経ってやっと検証できた。

 

 

ヴィヴィオのスーパーチャージャーのポート形状が気に入らない。

おそらく効率を落としてでも、ルーツブロアーの吸気音を抑えたかったのだろう。

 

写真はIN側。ローターとハウジングの接地面が八角形になっている。EX側も同様。

 

 

拡大

 

 

↓八角形を分かりやすくしてみた。良くない。

 

 

 

で、ルーツブロアーの効率を上げるためには長方形のポートにする。

↓イメージ図

 

 

 

↓八角形の4辺を削り、四角形にするのだ。

 

 

いつものポート研磨ツールで削る。

注意することは、縦方向には広げてはいけない。加給圧が落ちてしまう。

 

↓そして、完成。 EX側も削ってある。

濡れているのは、切り粉を水で洗ったからだ。

 

 

↓拡大。

四角というか、楕円。。。

ただし縦方向には1mmも広げていない。

 

スパチャを乾かして取り付けてみたが、ヴィヴィオはたまにしか乗らないので変化が分からない・・・

 

 

 

ということでサーキットで検証。

私のヴィヴィオにはデジタル燃費計を追加してある。

タイヤの回転数とインジェクター信号をモニターしている。その日の最高速も記録してくれる。

214.4km/h !!!

 

最後に計測したのは2006年の194km/hだった。

そこから10年経ち、20km/hも速くなっている。

 

当時のエンジンがブローして2基目を組み上げて、その後に織り込んだのがオフセットシリンダーとバルブインナーシムと多孔インジェクターとオルタネータ大径プーリなのと、

スリップストリーム効果もあったから何とも言えないが、一応スパチャ改造の効果ありということで。

 

 

 

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